諦めかけていたその想いを共に考える

もう、会うこともできない。

もう、伝えることができない。

そんな風に思っていたお客様と打ち合わせ。

それは、他界されたおじいちゃまへの感謝でした。　

初めましての頃には、そんなことはできないと思い

諦めていたそうですが、
小さな頃からおじいちゃんの背中をついてまわったこと

ときには怒られたこと

打合せ中の会話で他界された

おじいちゃまとのエピソードや話を伺い

「遺影をお持ちになられませんか？
生前お好きだった飲み物をご用意しましょう。」

そんな風にお伝えしたら、

「そんなことができるなら嬉しい。
おじいちゃんと一緒に退場しよう。」

とても嬉しそうな表情で
私も、ぐっと来るものがありました。

私の祖父も他界していますが
他界する前に伝えたかったことはたくさんあります。

ありがとう。ごめんね。嬉しい。楽しい。大好き。

明日、伝えたい相手がいなくなったとしても
伝えれなかった・・・と後悔するではなく
そのときだからこそ、できるカタチで届けて欲しい

そんな想いでフリーランスになってからは特に、
会話で引き出す事を大事にしています。

どんな会話でも、ふたりの中にある理想の結婚式に必要な
心の中にある想いを、そっとカタチにしていきたい。

そんな風に思っています。

明日は、初めましてのお客様の相談会。

こんな小さなフリーランスを選んで頂くことは
とても嬉しく光栄なことです。